@article{oai:kawasakigakuen.repo.nii.ac.jp:00000103, author = {山本 昌樹 and Masaki YAMAMOTO}, issue = {1}, journal = {大阪河﨑リハビリテーション大学紀要, Journal of Osaka Kawasaki Rehabilitation University}, month = {Aug}, note = {健常者の立位時の神経性調節機構を明らかにするためヒラメ筋よりホフマン反射由来のH波(H-wave) を用いて中枢神経疾患による立位障害症例と健常者を比較し、脊髄レベルの姿勢調節特性を電気生理学的に評価した。参加者は健常男性8 名と中枢神経性立位障害例3 名であった。H波は安静時と立位でヒラメ筋より導出し、さらにヒラメ筋と前脛骨筋の背景筋活動(back ground EMG:安静時筋活動電位) を表面筋電図でH 波計測と同時に記録した。健常者の安静時と立位時でのH 波振幅には差はなかったが、立位時の前脛骨筋背景筋活動とH 波振幅は強い負の相関を認めた。中枢性立位障害例のH 波振幅は安静時、立位ともに健常者とは異なり、また背景筋活動との有意な関連性は示さなかった。立位調節において、ヒラメ筋はTA(Tibialis Anterior:前脛骨筋) からのⅠ a 求心性抑制による脊髄性調節を受けるが、その調節には上位中枢も関与する。上位中枢のさまざまな障害により立位調節のための脊髄前角細胞の興奮水準は変化する可能性がある。, Short Paper}, pages = {79--85}, title = {H波による立位調節の電気生理学的研究 : 健常者の特性と中枢性障害例との比較}, volume = {7}, year = {2012} }