@article{oai:kawasakigakuen.repo.nii.ac.jp:00000125, author = {谷内 幸喜 and Kouki TANIUCHI}, issue = {1}, journal = {大阪河﨑リハビリテーション大学紀要, Journal of Osaka Kawasaki Rehabilitation University}, month = {Oct}, note = {下腿長の座面高からの立ち上がり動作が可能な脳卒中片麻痺者17 名に対して、立ち上がり動作開始時姿勢と座面高を変化させて、立ち上がり動作能力への影響を検討した。立ち上がり動作開始時姿勢は、普段行っている座位姿勢からの立ち上がり動作(自然条件)と、頸部・体幹・下肢のアライメントが左右対称となる座位姿勢からの立ち上がり動作(修正条件)の2 通りを採用した。また、座面高は下腿長の高さを100% とした時の130% 下腿長および110% 下腿長の2 通りの座面高を採用した。立ち上がり動作能力を比較分析するための相分類は、動作開始前の座位姿勢において頭部が前方へ移動した時点から殿部が浮き始める( 殿部上昇時) までの相(第1 相)と、殿部上昇時から直立位をとるまでの相(第2 相)の2 つの相に分けた方法を採用した。結果は、130% 下腿長からの立ち上がり動作において、自然条件に比べ修正条件で以下の結果が認められた。1)第1 相における身体重心座標の変動幅が減少していた。2)殿部上昇時における体幹股関節屈曲角度の減少および体幹股関節屈曲角速度の増大。3)第1 相動作時間および立ち上がり全動作時間の短縮。以上より、脳卒中片麻痺者が行う130% 下腿長での左右対称座位姿勢における立ち上がり動作は、動揺性が少ない安定した立ち上がり動作でしかも運動量方略優位による効率の良い立ち上がり動作を呈している可能性が推測された。本研究結果は、脳卒中片麻痺者においても、立ち上がり動作開始時姿勢の改善を行うことで、バランスが良好で安定した立ち上がり動作獲得の可能性を示唆するものと考えられる。, Original Article}, pages = {29--42}, title = {脳卒中片麻痺者における立ち上がり動作の検討 : 座面高別による開始時姿勢の影響}, volume = {8}, year = {2013} }