@article{oai:kawasakigakuen.repo.nii.ac.jp:00000174, author = {谷内 幸喜 and Kouki TANIUCHI and 河﨑 由美子 and Yumiko KAWASAKI and 河﨑 政治 and Seiji KAWASAKI and 木原 幸太 and Kouta KIHARA}, journal = {大阪河﨑リハビリテーション大学紀要, Journal of Osaka Kawasaki Rehabilitation University}, month = {Mar}, note = {<目的>脳卒中片麻痺を呈する患者における頸部・体幹の回旋運動が歩行動作に及ぼす影響について検討した。 <方法>対象は下肢装具なしにて15m以上の独歩可能な脳卒中片麻痺症状を呈する患者15名である。 ねじり運動(体幹下部麻痺側回旋・体幹上部非麻痺側回旋・頸部麻痺側回旋の他動運動)前後における麻痺側ステップ長・非麻痺側ステップ長・ストライド長・ケーデンス・歩隔・歩行速度、 そして歩行周期における股関節・膝関節・足関節における角度および角速度を測定した。 <結果>ねじり運動前後の歩行動作において、 麻痺側ステップ長(P<0.05)、 非麻痺側ステップ長(P<0.01)、 ストライド長(P<0.01)、 ケーデンス(P<0.05)、 歩行速度(P<0.01)の有意な増加と歩隔(P<0.05)の有意な減少が認められた。 また、 遊脚後期における股関節屈曲角度の有意な増加(P<0.01)、 遊脚前期における膝関節屈曲角度の有意な増加(P<0.01)および膝関節屈曲角速度の有意な増加(P<0.05)、 立脚後期における足関節背屈角度の有意な増加(P<0.05)が認められた。 <結語>脳卒中片麻痺者に対し「ねじり運動」による回旋の動きを高めることで、 ストライド指標であるステップ長とストライド長、 ピッチ指標であるとケーデンス、 バランス指標である歩隔に好影響を及ぼし、 麻痺側下肢立脚中期以降における足部の動きに伴う股関節および膝関節屈曲による振出し機能向上に伴う歩行速度の上昇を認め、 麻痺側振出し時のフットクリアランス向上に伴う、 麻痺側下肢の推進力向上に繋がっていることが推測された。, Original Article}, pages = {73--79}, title = {脳卒中片麻痺を呈する患者における回旋運動が歩行動作に及ぼす影響(第2報)}, volume = {10}, year = {2016} }