@article{oai:kawasakigakuen.repo.nii.ac.jp:00000188, author = {芦塚 あおい and Aoi ASHIZUKA}, journal = {大阪河﨑リハビリテーション大学紀要, Journal of Osaka Kawasaki Rehabilitation University}, month = {Mar}, note = {意味記憶の障害を臨床的に把握し、 意味記憶のメカニズムを神経心理学的アプローチにより検討した結果を報告する。 意味性認知症 (以下SD; Semantic Dementia) は語の意味理解が選択的に障害される症状を特徴とし、 その病態の特異性から意味記憶の神経基盤解明のために注目されてきた。 今回、 非言語性意味記憶である、 音声言語と同じ聴覚情報である環境音に着目し、 症例における環境音と音声言語に関する意味記憶について予備的実験を行い比較、 検討した。 結果、 SDにおける意味記憶は、 言語だけでなく非言語性意味記憶である環境音にも障害が及ぶことが明らかとなった。 また、 環境音における非生物カテゴリーの記憶が、 生物カテゴリーの記憶に比べ保たれていた。 今回のテストの結果は、 音声言語と環境音の意味記憶の解離を示した。 このことは、 症状の進行段階のある時点においては意味記憶障害が記憶の貯蔵障害のみで説明できず、 アクセス障害で説明できる可能性を示唆した。, Report}, pages = {53--58}, title = {意味性認知症2例における環境音課題を用いた意味記憶障害の検討 (特集 認知症)}, volume = {11}, year = {2017} }