@article{oai:kawasakigakuen.repo.nii.ac.jp:00000237, author = {加藤 篤 and Atsushi KATO}, issue = {1}, journal = {大阪河﨑リハビリテーション大学紀要, Journal of Osaka Kawasaki Rehabilitation University}, month = {Dec}, note = {:身体機能面には問題はないが、重度認知症による認知障害により食事を自己摂取することが困難で、かつ介助者が直接スプーン等で口に食物を運ぶ食事介助(摂食介助spoon feeding)をすると、拒否や抵抗を示す2例の重度認知症高齢者を経験した。食事だけではなくその他の身体的なケアにも拒否・抵抗を示すことが多く、介護量が多大なケースであった。2つの対照的な食事環境を設定し調査した。普段の大集団での食事環境を「集団環境条件」とし、また対照的に静かな個室での食事環境を「個室環境条件」とし、それぞれの環境で、昼食を3回ずつ摂食してもらい、両者における「摂食困難時間」と「総食事時間」を調査した。結果、両事例ともに「集団環境条件」より「個室環境条件」において摂食時間の平均が短縮した。「個室環境条件」のような静かな環境が混乱せず精神的な落ち着きを促し、結果的に介助に対する抵抗も軽減され、食事時間の短縮に結び付いたと考えられ、効果的な介助環境が示唆された。, Original Article}, pages = {43--50}, title = {重度認知症高齢者の食事介助環境に関する事例研究--摂食介助spoon feedingに拒否・抵抗を示した2例}, volume = {3}, year = {2008} }