@article{oai:kawasakigakuen.repo.nii.ac.jp:00000249, author = {岡 健司 and Kenji OKA and 熊倉 博雄 and Hiroo KUMAKURA}, issue = {2}, journal = {大阪河﨑リハビリテーション大学紀要, Journal of Osaka Kawasaki Rehabilitation University}, month = {Mar}, note = {樹上性の小型類人猿であるテナガザルは、前肢を使用した身体全体の振り子様運動を行いながら木の枝から枝へと移動するブラキエーションと呼ばれる方法を主な移動手段としている。ブラキエーションには後肢運動が関与する可能性が示唆されているが、後肢筋活動に関する研究報告は見当たらない。本研究では、シロテテナガザル一頭 ( メス、3 歳) を被験体として、後肢筋の一つである大腿直筋のブラキエーション時における活動を記録し、体幹下部および大腿部の動きと関連付けて解析した。ブラキエーション時の大腿直筋は、股関節屈曲位から伸展位への移行時に活動していた。これは、大腿直筋が遠心性収縮を行っていることを意味すると考えられる。すなわち、テナガザルのブラキエーション時には、大腿直筋が後肢の動揺を抑制するように働き、身体全体の振り子様運動で生じる遠心力を制御していることが示唆された。, Original Article}, pages = {67--76}, title = {シロテテナガザルのブラキエーション時における大腿直筋の活動}, volume = {7}, year = {2013} }