@article{oai:kawasakigakuen.repo.nii.ac.jp:00000077, author = {武井 麻喜 and Maki TAKEI and 馬場 紀代子 and Kiyoko BABA and 大田 喜一郎 and Kiichiro OTA}, journal = {大阪河﨑リハビリテーション大学紀要, Journal of Osaka Kawasaki Rehabilitation University}, month = {Mar}, note = {自閉症スペクトラム(autism spectrum disorders:ASD) は、社会的障害、コミュニケ-ション障害、反復性行動などが見られる障害であるが、神経学的な症状および運動障害すなわち、粗大運動(gross motor) や巧緻運動(fine movement)、協調性運動を有する症例も多く認める。ASD の運動系の障害は中枢神経系の調和が崩れ、骨格筋がバランス良く作動し得ないことが考えられ、近年、運動機能の障害が骨格筋のミトコンドリアの機能不全に起因するがこと報告されている。したがって適切な治療プログラム作成のためにも個々の特性や能力について正確に知る必要があり、特に、発達段階にあるASD 児では運動障害(特に骨格筋の運動)を考慮に入れ診断し、リハビリテーション治療を行なうことが有用である。ASD 児に対するリハビリテーションでは、gross motor やfine movement とおよびそれを知覚認知する過程から発達支援を行うことが、直接的にASD 児の日常生活の自立を支援することにつながりる。健常な幼児ではできるfine movement もASD 児ではできないことが多い。gross motor は理学療法(PT)が介入することで改善をもたらすことができる。それに加え、作業療法(OT)によるgross motor のみならずfine movement への具体的な取り組みが非常に重要となる。ASD 児にとってライフステージに相当する日常生活上の技術を作業活動を通して自然に習得させることが重要かつ必要であり、ASD 児のQOL の向上を高めることができる。, Review Article}, pages = {27--31}, title = {自閉症スペクトラム患者における骨格筋の関与について}, volume = {6}, year = {2012} }