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  1. 大阪河﨑リハビリテーション大学大学院年報
  2. 第3巻(2025年3月)

高齢者における嗅覚機能の変化と 認知機能低下との関係

https://kawasakigakuen.repo.nii.ac.jp/records/2000202
https://kawasakigakuen.repo.nii.ac.jp/records/2000202
482a9e22-9ad1-4470-b83c-d3521916439d
名前 / ファイル ライセンス アクション
10_高齢者における嗅覚機能の変化と認知機能低下との関係.pdf 10_高齢者における嗅覚機能の変化と認知機能低下との関係.pdf (1.7 MB)
Item type 学位論文 / Thesis or Dissertation(1)
公開日 2025-03-27
タイトル
タイトル 高齢者における嗅覚機能の変化と 認知機能低下との関係
言語 ja
キーワード
言語 ja
主題Scheme Other
主題 嗅覚機能
キーワード
言語 ja
主題Scheme Other
主題 認知機能
キーワード
言語 ja
主題Scheme Other
主題 軽度認知障害
キーワード
言語 ja
主題Scheme Other
主題 地域在住高齢者
キーワード
言語 ja
主題Scheme Other
主題 ニンテスト
資源タイプ
資源タイプ識別子 http://purl.org/coar/resource_type/c_6501
資源タイプ article
著者 神納 章宏

× 神納 章宏

ja 神納 章宏

en Akihiro KAMINO


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抄録
内容記述タイプ Abstract
内容記述 加齢により視覚、聴覚などの知覚機能は低下するが、嗅覚機能は日常生活上の問題が視覚や聴覚ほど大きくないこともあり、加齢による嗅覚機能低下と認知症による嗅覚機能低下の相違点は明確にされていない。認知症のスクリーニングを目的とした嗅覚検査は開発されているものの、嗅覚機能を手掛かりにして認知症の前段階と考えられている軽度認知障害(MCI)のスクリーニングが可能かどうかは明らかにされていない。MCI に見られる嗅覚機能低下は、加齢変化による嗅覚感覚細胞脱落と認知症をきたす神経変性疾患による機能障害とが混在しているものと考えられることから、本研究では、地域在住高齢者を対象としてMCI のスクリーニングに役立つ嗅覚検査を開発することを目的とし、一般的な嗅覚障害スクリーニングを目的とする嗅覚検査(オープンエッセンステスト)と認知症スクリーニングを目的として開発された嗅覚検査(ニンテスト)の特徴を検討した。地域在住高齢者110 名について、嗅覚機能低下の自覚、認知機能(ACE- Ⅲ、TMT-A、TMT-B)、嗅覚機能検査(オープンエッセンステスト、ニンテスト)を行い、認知機能低下と嗅覚機能低下の関係について解析した。自覚的機能低下に関するアンケートでは、嗅覚機能低下の自覚は10% であり、物忘れ(90%)、運動緩慢(62%)、視覚聴覚低下(72%)の自覚と比較して少なかった。嗅覚機能については、オープンエッセンステストの結果は8、9 点を中心にして0-12 点の間に広く分布しており、各ニオイ刺激の正答率は25-52% の間に分布していた。最も正解率の低いニオイ刺激は炒めたニンニク(25%)であった。オープンエッセンスの結果は、対象者の32% が10 点満点で、残りの68% の得点は0-9 点の間に均等に分布していた。6 種類のニオイ刺激の正答率は61-72% の狭い範囲にあり、各刺激間の正答率の差異は少なかった。ACE- Ⅲ得点89/90 点をカットオフ値として90-100 点を正常、89 点以下をMCIと区分した場合、オープンエッセンステストもニンテストもスクリーニング検査として使用するには、感度・特異度は不十分であった。ニンテストの6 つのニオイ刺激に加えて、オープンエッセンスで用いられている12 種類のニオイ刺激の中から炒めたニンニク刺激を追加使用することにより、MCI スクリーニングのための検査として使用できる可能性が示された。本研究の結果から、嗅覚機能低下が認知症の発現以前に認められること、認知症の病理を反映しやすい特定のニオイ刺激が存在することを示唆された。
言語 ja
学位名
言語 ja
学位名 修士
bibliographic_information ja : 大阪河﨑リハビリテーション大学大学院年報

巻 3, p. 85-100, ページ数 16, 発行日 2025-03-26
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Ver.1 2025-03-27 03:01:24.690397
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