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アイテム
入院患者のリハビリテーション効果に及ぼす 意欲と認知機能の影響
https://kawasakigakuen.repo.nii.ac.jp/records/2000203
https://kawasakigakuen.repo.nii.ac.jp/records/2000203ebd2de65-5779-4b40-9a75-315eb8ffa811
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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Item type | 学位論文 / Thesis or Dissertation(1) | |||||||||||
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公開日 | 2025-03-27 | |||||||||||
タイトル | ||||||||||||
タイトル | 入院患者のリハビリテーション効果に及ぼす 意欲と認知機能の影響 | |||||||||||
言語 | ja | |||||||||||
キーワード | ||||||||||||
言語 | ja | |||||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||||
主題 | 意欲 | |||||||||||
キーワード | ||||||||||||
言語 | ja | |||||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||||
主題 | 認知機能 | |||||||||||
キーワード | ||||||||||||
言語 | ja | |||||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||||
主題 | 回復期病棟 | |||||||||||
キーワード | ||||||||||||
言語 | ja | |||||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||||
主題 | FIM 利得 | |||||||||||
キーワード | ||||||||||||
言語 | ja | |||||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||||
主題 | リハビリテーション効果 | |||||||||||
資源タイプ | ||||||||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||||||||
資源タイプ | article | |||||||||||
著者 |
木下 供美
× 木下 供美
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抄録 | ||||||||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||||||||
内容記述 | 2022 年1 月1 日~ 2022 年12 月31 日までの一年間に社会医療法人わかくさ竜間リハビリテーション病院に入院した221 名(言語聴覚療法を処方された入院患者の80%; 脳血管疾患146 名・廃用症候群75 名)について、意欲低下および認知機能低下がリハビリテーション関連因子へどのような影響を及ぼすかを検討した。入院時の意欲、認知機能、摂食嚥下機能を、それぞれVitality Index(VI)、改訂版長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R)、摂食嚥下障害臨床的重症度分類摂食嚥下能力グレード(藤島の嚥下グレード)にて評価した。退院時FunctionalIndependence Measure (FIM)利得と入院時のそれぞれの機能評価尺度の相関係数をSpearman の順位相関係数を用いて検討した。対象者を脳血管疾患患者群と廃用症候群患者に分けて、入院時のVI 得点(6/7 点)、HDS-R 得点(20/21 点)、BI 得点(40/45 点)、藤島の摂食嚥下グレード(7/8 点)で2 群間に分け、従属変数をFIM 利得としてMann-Whitney のU 検定と効果量判定を行った。また、入院初期の機能評価により、退院時FIM 利得を予想することができるかどうかを知るために、入院時から毎月の機能評価により意欲(VI)と認知機能(HDS-R)が段階的に改善を認めた群とそうでない群とに分別し、Mann-Whitney のU 検定を行った。 脳血管障害患者では、入院時のVI 得点(意欲)と入院時の長谷川式簡易知能評価スケール得点(認知機能)が高い群は退院時のFIM 利得が高かった。廃用症候群患者では、入院時の意欲の高い群に有意なFIM 利得の改善を認めたが、認知機能については差異を認めなかった。意欲低下と認知機能低下のどちらがリハビリテーション効果に大きな影響を及ぼすかをFIM 利得への効果量で評価したところ、廃用症候群患者では意欲の方がより影響を及ぼしていたが、 脳血管障害患者では差異を認めなかった。入院初期のVI 得点とHDS-R の推移により、退院時のFIM 利得への影響を予想できるかどうかについては、脳血管障害患者において入院初期に認知機能が改善する者は、退院時の認知FIM 利得が大きいことが示された。 |
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言語 | ja | |||||||||||
学位名 | ||||||||||||
言語 | ja | |||||||||||
学位名 | 修士 | |||||||||||
bibliographic_information |
ja : 大阪河﨑リハビリテーション大学大学院年報 巻 3, p. 101-118, ページ数 18, 発行日 2025-03-26 |